まだあったのか!という感じのこのhatenablogですが、今年もよろしくお願いします。
今回は(も)ざっくりお知らせです。
.NET Platform Standard日本語訳
まず、githubのdotnet/corefxのリポジトリに、.NET Platform Standardというドキュメントがあって、これが.NET Coreの目指すプラットフォームの標準化について説明しています。これは将来の.NETの標準化の動向に大きく影響する内容で重要だと思うので、日本語訳を作ってみました。
https://gist.github.com/atsushieno/7056f56ce4cfd01e0239
ちなみに内容の80%くらいは、以下の岩永さんのスライドで分かりやすくまとめられているので、先にこっちを見て概要を掴んだほうがいいかもしれません。(というか、ここで言及されていないのはBait and switchの詳細とかガードレールの存在くらいかも。)
JXUG #10 XamarinでのNuGetとCIを極めよう
次。ひさしぶりにJXUGでXamarinネタをしゃべります。
今回はトピック指定で来ましたので、NuGetを使う話です。まあ、NuGet自体の話はあんまり語ることがない(と思う)ので、PCLを絡めて、Xamarinで使うようなパッケージってどう使う / ビルドするといいの?みたいな話をしようと思います。(NuGetの使い方だけ何十分もひたすら聞きたい人なんて居ないよね…?)
で、PCLでライブラリを作る話ですが、最後に2014年5月にこの記事を書いてからもう2年経とうとしているわけでして*1、
この間にいろいろアップデートがあったので(とは言ってもPCLの基礎はほとんど変わっていないという認識ですが)、その辺を反映しつつ、モダンなクロスプラットフォーム開発はどうなっている・どうなっていくのか、という方向性で話をしたいと思います。(上記の日本語訳は、そのためのものだと思ってもらえればと思います!) まあスライドはまだ1枚も書いていませんけど。
Instant Runを実現する仕組み at DroidKaigi2016
もうひとつ、セッションが確定したら書こうと思っているうちに参加人数がいっぱいになって告知する意味が全然なくなっちゃったDroidKaigi2016の1日目(2/18)に、Android Studio 2.0 Previewの新機能Instant Runについての話をします。Xamarinは無関係です。基本的には()
Instant Runはパッと見では「何でそんなこと出来ちゃうの?」って思えるような不思議な機能ですが、この辺の黒魔術がどのように実現されているのか、掘り下げて解明していく話をしたいと思います。詳しくはまた事前にリークするかも。しないかも。
CFPには書いたのですが、Instant Runのソースは公開されていないので、おそらく推測で話すことになるでしょう。まあ、それなりの傍証がある、確からしい話をするつもりではあります。既にDroidKaigiに登録しているラッキーな人で、もし興味が湧いてきたら、ぜひ聞きに来て下さい。
*1:これ、公開されたのは5月なんですが、大部分はその前の冬休みに書き上げていたんですよね…