M is for MIDI (c88)

今年の夏コミ(C88)に、TechBooster(「てくぶ」)という技術系サークルで出す、新刊4冊のうちの1冊、Android Mの最新情報をまとめた本に、Android Mで新しく追加されたMIDI APIについての記事を寄稿しました。

techbooster.github.io

執筆者が全員入った表紙があるとのことで、さり気なくわたしもいるみたいですよ。分かるかな…?

同人誌向けの原稿、これまで書いたことがなかったわけではないのですが、だいたい原稿をテキトーに書いて渡したらそれでおしまい、くらいの軽いノリでいたわけです。そしたら、このグループの人たち、原稿の書式はRe:VIEWを使います、文章の望ましい書き方はこれこれこうこう、書き終わった後にクロスレビューをやります…と、えらいガチなんですね。なるほど、作業フローこそサークル前提だけど、こうやってクオリティを上げているのね…と感嘆したものでした。

そんなわけで、7月はのんびり日本をエンジョイ()しようと思っていたわけですが、この辺の作業で思っていたより忙しく過ごすことになっちゃいました。

わたし書いた内容ですが、本当はMIDI APIを使ったawesomeなライブラリも合わせて実装して出したかったのですが、そこまで気軽に出来るスケジュールでもなかったので、モバイルのMIDIを取り巻く状況の話と、新しいAPIの使い方の話が中心です。Android SDKのサンプルにすら含まれていないので、地味にコードを書いて調べたりissuesにレポートを登録したりしながら書きました。*1

3日目(8/16)は、わたしはCOSCUPに参加していて日本にいないことになっているので、現場にはいない予定ですが、興味のある人がいたらぜひ見ていって下さいませ。