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2012年の終わりに感謝する作品集

ほとんどの人にはどうでもいいであろう、2012年のお気に入り作品/作者の感謝祭的な何かです。例年通り、わたしが今年触れた作品という条件で書いているので、実際の発行年とは何の関係もありません。

今年は、音楽、ゲーム、書籍、ソフトウェアの4つでいきます。

(1) K-ON! けいおん! Unmei♪wa♪Endless! drum cover 叩いてみた

まずお手軽な音楽ネタから。あ、けいおんの話じゃないです(珍しくアニメも見たので話わかるけどそれはどうでもいいです)。日本で有名になったきっかけは↓みたいなけいおんのドラムカバー?のようですが、わたしは全く別ルートで川口千里というドラマー中学生がいるというのを見つけまして、それで見て驚いたのでした。

この動画の演奏もすげー(っていうか他のパートもちょっと高校生が演奏する設定じゃないよねこの曲)と思ったわけですが、どちらかというとこのへんとかこのへんが本来やっている音楽に近いんでしょう。来月にはアルバムも出すというので地味に楽しみにしています。

(2) Ys セルセタの樹海

これは書くか迷うところでしたが…なんの因果かわかりませんが昨年末にPSVitaを買ってしまったこともあって、今年はfalcomの過去作品を大いに無駄に消化する年になってしまったのでした。(Vita何のために買ったんだったっけか…)

そんでもってどうやら去年の時点で零の軌跡をクリアして「碧の軌跡はしばらくやらない」と書いていたようなのですが、公約通り翌月には碧の軌跡もクリアしまして、その後もProject EGGで昔の作品を消化したりとか、那由多の軌跡とか(コレは職場行きの長いフライトで大変助かりました)、このYs4のリメイク的なやつにも手を出していました。全部で何時間使ったのかおそろしくて振り返れません。

で、それらの中では群を抜いてコレが良くできていました(碧も良いと思いましたが去年とかぶるので…)。リメイクと見せかけて話が全然違うんですねコレ。買った中では一番期待していなかった作品なのですが、いい意味で裏切られました。新しいBGMはカコイイのが多いですし、旧作BGMのリメイクも大半が原曲を活かしつつ旧音源の制約を取っ払って作られていると思います(まあアレはねーだろっていうのも1つありましたが…)。

(3) 憲法 2.0

わたくしあずまん本はほとんど読んでいないし日頃もまったく追っかけていないのですが、白田総統ほか数人を巻き込んで今の日本国憲法に現代にふさわしい改善を加えたものを作ったというので、それならばきっとまともな内容であろうと思い興味を持って買ったわけですね。それで条文と逐条解説を見てみたら、思っていた以上に現行憲法には正常化できる部分があって、なるほどと刺激を与えられたのでした。

ちなみに条文案はコレです(最初「みんなで作る憲法草案」の方を見て「あれ、こんなにキチガイな条文ではなかったはず…」と戸惑ってしまいました)。自らの保身のために政党の権利などをでっちあげたりはしないし、子分の利権確保のために政教分離を排除しようともしていません。自分でじっくり読んでなんか書く時間はちょっと無いのですが、解説もいくつか出ているので(コレとか)、それらを見てもらえればと思います。

(4) last.fm fingerprints

今年はlast.fmにしました。これは正確に言えばBansheeとの組み合わせで非常に便利に活用できたサービスです。少し詳しく説明します。

Bansheeでは音楽CDのインポートできますが(Windows版には無い)、CDをドライブに入れてBansheeがCDDBに問い合わせを行わせても、データが無いことがけっこうあります。アルバム名・曲名が不明のまま取り込むと、取り込んだ後でわけがわからなくなりますし、情報が不明なCDをインポートするたびに、これらの情報を自分で入力するというのは、今更やりたくありません。

ところが、これは取り込んだ時に不明のままであっても、後からwebを通じて取得することができるわけです。これがBansheeではlast.fm fingerprintsというlast.fmのサービスを通じて実現されています。(フィンガープリントの原理はshazamなどでそれなりに知られていると思うので、知りたい人は探してみてください。)

last.fm fingerprintsの機能を使うのは簡単です:

  • banshee last.fm fingerprints supportのパッケージをインストールする(あ、Linux以外でどうなっているかは知りません。あとbanshee以外でも使えるかもしれませんがそういうのは自分で調べてください)
  • [ここは任意] 設定 で 情報個別の項目 から「インポートする時にメディアフォルダーへファイルをコピーする」「ファイルとフォルダー名をアップデートする」をonにする(こうしなくても使えますが、ディレクトリが「不明なアーティスト」のままなのは気持ち悪いでしょう)
  • 詳細不明な曲を選択してコンテキストメニューから"Get Information From Track Fingerprint" を実行する

必ずしも拾えるとは限りませんが(last.fmに情報が無かったり、途中で処理が黙ってエラー終了する曲があったり…)、割と良い精度で情報を拾ってくれると思います。たまにベスト盤などを読み込んだりするとハマるわけですが、Bansheeの曲情報編集は一括コピーや連番割り当てなど、痒いところに手が届く設計になっているので、いくつか情報が入っていれば、残りを埋めるのはそれほど苦痛ではないでしょう。

ちなみにこの機能、取り込んだばかりの曲以外についても使えます。わたしが割と困ったのは、Shift_JISエンコードされたとおぼしき曲タイトルが文字化けする問題なのですが、それらのファイルに対してもこのlast.fm fingerprintsを適用すると、utf-8で期待通りのデータが補完されます。これで数多の曲がローカルディスク上で救済されました…!

ちなみにBansheeは取り込みのデフォルトが自由なライセンスでエンコードができるogg vorbisなので、mp3などが必要という人はまずそこから設定で変更したほうが良いでしょう。わたしはもうoggの再生できない音楽プレイヤー/モバイル端末を使う意思は無いので、oggのままにしています。みなさんも年末年始の大掃除の一環として活用してみてはどうでしょうか。