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falcom jdk liveを台湾で見てきた

ひさびさにプログラミングとは何の関係もない小ネタ。

昨日、falcom jdk bandが来ているというので、暇だったこともあってついうっかり見てきてしまった。ベースも演奏しなきゃいけなかったし。*1


Falcom jdk BAND 2014 Asia Live tour in Taipei 主辦:台灣索尼電腦娛樂股份有限公司 sina 微博:YOURART藝游網:26075

jdkってJavaの話じゃないの?という方はとりあえず昔書いたこの辺でも見てくだされ。)

jdkどころかVGMのライブなんて日本でも見たこと無かったので(ゲームではないがそれっぽいクラブイベントなら見たことあるかな)、一体どういうノリなのか…はyoutubeとかで見て何となくは分かっていたのだけど、falcomが台湾でどう受け入れられているのか、そこはかとなく興味があって、バンドの演奏よりは*2、どちらかといえば空気感を見てみたかったのだった。バンド側も台湾は初めてだったようだ。

1500NTDだから日本円だと5000円強くらい? ただ台湾の物価は低いので(月収が概ね20000〜30000NTDとからしいし)、日本円にした上で2〜3倍くらいのインパクトがある…と考えると、けっこうな価格のライブだ。まあ台湾では普通それくらいするとは思うけど。もっとも、オーディエンスであろう宅宅(ヲタ)は日本と同様それなりに高収入の知識層がいて、大きな問題ではなかったかもしれない。

falcomはめっちゃ日本のゲームで、最近は中文版が充実してきているけど(2週間後に出る新作は中文版同時リリースらしい)、特に軌跡シリーズはテキスト中心で、中文になっているとはいえ日本人の感覚で書かれているわけで、言語が変わった程度でどれだけネイティブの感覚で受け入れられるのかは疑わしい*3。ただ台北のオタク街である台北地下街とか歩いていると、広告がかなり打たれているのが分かるし(今は「俺屍2」と題されたゲームの広告が多いな)、相応に受け入れられているんだろうと思う。ゲームの話なんか全くしない知人も軌跡シリーズはやったとか言ってたし、多分一般層にもそれなりに浸食している。

ライブイベントのあった華山1914創意文化園區というのは、モダンアートやら少し変わった映画やらを上映しているような、アーティスティックな一画である。ここのライブホールが使われるとは思わなかった。まあMaker Faire Taipeiも同じ所で行われていたし、同じ場所でONE PIECE展とかやっているし、"KANO"*4永瀬正敏の写真展とかやっていた。実のところ、FamiPortで前売券が買えなかったので全く期待していなかったのだけど、当日券が売られていて、直前でも普通に入れた*5。中は数百人いて混んでいたと思うし、それでもキモヲタの皆さんと接触するほどではなかったので、印象は良かった。女性が10-15%くらいいた。

ライブでまずびっくりしたのは、通訳なしでほぼ全部日本語でしゃべっていたことだ(!) Rayarkのライブとかyoutubeで見たけど、アレには通訳がついていた。今回は何もなし! それなのに「未発表の新曲を演奏したいと思います!」とか言うとすぐに歓声が上がるわけで、このオーディエンスは、日本語がよく分かっていたようだ。

さらに、特定の歌になると*6、もうサビだけじゃなくて全部歌っている! 日本語でですよ。まずそもそもVGMの歌を歌詞から覚えていることにびっくりだったわけだけど、多分コレは日本でも感じたであろうヲタ文化へのカルチャーショックなんだろう(ライブだしそりゃ見に行くバンドの歌とかフツー覚えてますよね…何となく見に来たわたしの方が少数派かもしれない)。それを異国語の地で見たわけである。もうホント帰ったほうがいいのかなと思った。不快とかじゃなくて場違い感ありすぎて。

台湾人のオーディエンス、バンドに呼応して盛り上がっていたし、良い客だったんだと思う。そしてやっぱ日本のコンテンツ力は高ぇ、としきりに思ったのだった。アメリカでもヲタは付いてくるから日本語のまま押し通しちゃえ、っていう話、しばらく前にtwitterだかfacebookだかで見た気がするけど(これも出典が出てこない)、その通りすぐる実例を見たかのようだった。

バンド側は(VGMのバンドとは言っても)場数を踏んでいるし、こちらも最後に中文版の歌をちょっとだけ作って披露していたりなどしていて、流石だなと思ったのだった。(個人的に歌モノに関心はほぼ無いのだけど、コレがライブでほぼ再現されたものを聴けてよかった。)

まあそんなわけで特にオチがあるわけではないのだけど、ところどころに埋め込んだ台湾事情をそこはかとなく読み取って、今日の気付きを得たような気持ちになってお帰り下さい。あ、あと取ってつけたようだけど、ライブは良かったと思います。jdkまた台湾に来ると良いなと思う。

*1:いや偶然名前がアルファベットで同じなだけですが…

*2:わたしは原作厨みたいなもんだから、完成している原曲を聴いていれば良い派である。

*3:なんて書いてみたけど、欧米でも彼らの日本語訳作品についてそう思われているんだろうなあ

*4:という台湾では大ヒットしたけど日本では未上映であんまし有名じゃない日本統治時代の高校野球を扱った映画があるんです

*5:もう見つけられないけど、完売の席数は調整されているって話がちょっと前にtwitterで出ていたっけ。

*6:わたしみたいな老害の皆さん向けに説明すると、最近 - 21世紀に入ってからくらい? - のRPGはオープニングとかエンディングに歌が付いてくるわけである。アニメみたいなもんだと思えば良いと思うます。